1.過労死防止月間とは
厚生労働省では、毎年11月を「過労死等防止啓発月間」と定め、
過労死等をなくすためシンポジウムやキャンペーンなどの取組を行っています。
千葉県の会場でも、11月5日(金曜日)に行われました。
2.過労死の定義
そもそも、そもそも過労死とは何でしょうか。
過労死とは、仕事による過労・ストレスが原因で病気となり、死亡することです。
発病の形態としては、脳卒中や心臓病を発病し突然倒れ死亡したり、重篤な喘息発作を起こし死亡したり、
うつ病を発病して自殺に至ったりします。
厚生労働省によると、過労死との関連性が強いとされる時間外労働は1ヶ月あたり100時間以上、
もしくは2~6ヶ月の平均が80時間以上です。
月45時間を超えれば超えるほど、過労死との関連性が強いと判断されやすくなります。
過去の有名な事例でいうと、電通の高橋まつりさんなどの事件がありますね。
3.やるべきことは?
過労死等対策の基本は適正な労働時間を定めることにあります。
☑週の労働時間が60時間を超えていませんか
☑仕事上の不安や悩みを抱えていませんか
☑年次有給休暇の取得はきちんとできていますか
☑勤務間インターバル制度をご存じですか
今一度、自身の現状について確認してみましょう。